丹後村おこし開発チーム


チーム紹介
 設立  2004年1月
所属部員数   29人(2011年 2月現在)
 本部  立命館大学びわこ・くさつキャンパス
セントラルアーク3階コンセプトルーム2
 顧問  雀部晶(経営学部教授)
石井洋(立命館総合企画部事業計画課)
石崎祥之(経営学部准教授)
代表   渡邊啓太
副代表
事務局長 
 村尾政美
財務部長  安田恵子
広報部長 依田泰知 
内部開発部長 木原里侑子 

 わたしたち丹後村おこし開発チームは京都府宮津市の上世屋地区を拠点に地域に根ざした事業の展開や地域に学生が入り活躍できるしくみづくりを通して、地域の活性化を目指す立命館大学経営学部のプロジェクト団体です。

20041月に設立した丹後村おこし開発チームですが、その背景には上世屋地区に存在する老朽化した二棟の笹葺き古民家の存在がありました。
この笹葺き古民家は1985年に地域振興を目的に藁細工や蕎麦打ち体験ができる農林漁業体験実習施設(ワラ細工棟・水車棟)として行政によって建てられたものです。
しかし、利用者の減少とともに老朽化し、荒廃が進んだまま放置されていました。そこで、その施設の借主である株式会社ヤスダハンズやNPO法人美しいふるさとを創る会よりこの二棟の家をなんとか再生、活用、運営してみないかと声がかったことをきっかけに、チーム発足へと至りました。


この古民家を利用するためにはまず修復が必要であったため、笹葺き古民家の再生と継続的な維持・管理を目的に株式会社ヤスダハンズ、特定非営利活動法人美しいふるさとを創る会、宮津地方森林組合、学識者、茅葺き職人らで構成される笹葺き古民家再生活用コンソーシアム「笹葺きパートナーズ」を結成し、協同で修復活動に取り組みました。
そして、多くの方々の協力・支援のもと、
20085月に二棟のうちワラ細工棟の屋根の総葺き替えが完了し、2009年には内装工事に取りかかり、現在利用可能な段階にまで到達しつつあります。

こうした活動を続ける中で、地域には土地固有の自然条件に対応した結果生まれる多様な文化や、その日々の営みの中で形成される人と人との強いつながりが存在することを体感し、都市部で生活する私たちにとってこのような体験は非常に貴重なものであると感じました。今後は実際に地域に入り私たち学生の視点で感じた良さを伝えられるような事業を展開していこうと考えています。

また、20099月に開催した「大学生地域再生活動団体サミット」において他地域の現状を知り、日本全国に人手を必要としている地域がたくさん存在することを痛感しました。一方で何か地域の役に立ちたい、実際に現地に出向いて座学では学べないことを学びたいという思いを抱く学生が自分たちも含め多く存在していることがわかりました。そこで、地域と学生をつなぐことができ、双方にメリットが生まれるような活動を通じて、日本全体としての地域活性化が実現できるのではないかと考えています。


活動形態





2009年に農林漁業体験実習施設2棟の維持管理を通して、地域の自然環境や生態系、景観を保全するとともに伝統文化を継承し、上世屋地区一帯を活性化させることを目的とした世屋高原地域再生コンソーシアム「いーポートコミュニティー」を株式会社ヤスダハンズ、特定非営利活動法人美しいふるさとを創る会、宮津地方森林組合、財団法人プレイスクール協会雑創の森プレイスクールらと共に組織しました。


同年9月には、このいーポートコミュニティーの事業の一環として全国で地域再生活動を行う学生団体を宮津市に集め、大学生地域再生活動団体サミットを開催し、活動発表会や分科会を行いました。そこでは地域活性化の定義やこれからの地域の在り方などについて議論を交わし、各団体同士の連携体制強化のため大学生地域再生活動団体連盟JSARC(Japan University Students Association of Regional Contribution)を立ち上げました。

また、京都府京丹後市大宮町五十河地区にある伝統的な笹葺き民家である田上邸を修復し、維持管理することを目的とした田上邸保存会のメンバーに2010年に正式に加わり、日々の営みの中で住人の手によって実際に手入れが施されていたという点で非常に稀少価値の高い田上邸の保存に、丹後村おこし開発チームとして携わっていきます。